学校教育職入門 第1設題(A評価)

閲覧数1,814
ダウンロード数26
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学 通信教育学部
    S0525 学校教育職入門
    A判定

    アップロードしてみました。ご参照ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    現代の「教師に求められる資質とは何か」についてまとめたうえで、あなたはどのような教師になりたいのかについて述べてください。
     日本における教員養成の歴史は、1872年の「学制」の制定から始まる。同年に日本最初の教員養成機関である師範学校が設置され、本格的に教職員の育成が開始された。そして1886年の師範学校令の制定により、師範学校出身の教師が誕生した。当時理想とされていた教師像とは、天皇制国家の忠良な臣民教育のための直接的な担い手として、学問をする学者とは区別された知識の伝達者であると同時に、政治的に中立で子どもに道徳的感化を与えうる人格の所有者でなければならないというものであった。教職は天職性の強いものとされ、天皇制絶対主義国家が規定する教育目的の聖職者であるとされていた。教師は順良・親愛・威重の気質を持つことを強く要求され、教育という崇高な使命を果たす聖職者として、営利を負わず、「道」を説く奉仕的実践をすることを理想の教師像とされた。これが教師「聖職者論」である。
     しかし、第二次世界大戦敗戦を機に日本の教育は大転換を遂げた。これまでは国家・天皇の為の「義務」としての教育であったの...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。