社会科公民 倫理 哲学
教育実習用学習指導案
(一時間の本時の展開表つき)
“社会科指導法”指導案
テーマ;倫理学(ニーチェの無神論的実存主義)
【Ⅰ.指導案】
単元名 実存主義
教材観
現代社会においても他の時代においても、思春期のこどもたちは様々な悩みを抱えながら色々な思考を巡らす。この単元では実存主義とはどのようなものなのか理解させることで、現在の生徒たちの思考力を上手く生かすことが出来る。その中でも無神論的実存主義と有神論的実存主義があり、それぞれの思想を考えることで自らの新しい考え方や視点の発見へと繋げていく。また発展的に、生徒の身近な例を挙げることで理解力を挙げると共に、生徒が自らの悩みを新たな側面で考え直すことを可能にし、視点をずらすことで周囲が見えなくなる排他的な悩みから解放される時間を作ることができる。その為、この単元は学問としても道徳的な意味合いとしても有効なものであると考える。
単元の目標
キルケコゴールやニーチェの有神論的・無神論的実存主義を理解させ、それぞれがどのような考えを持っているか二つの共通点・相違点は何か考えさせる。また、全体的に進度を...