商学総論 分冊1 A評価合格レポート 商業の研究対象と方法について 日本大学 日大通信

閲覧数1,344
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    商業の研究対象と方法について説明しなさい。
    商業の研究対象と方法について以下に論ずる。  
    経済学の研究対象とする経済事象には一般的に、 個々の経済単位の経済行為としての経済活動と、社会的、 総合的な無意識的経済現象との二つがある。
    商業の研究対象も、 これらに対応して二つに区別することができる。 まず一つ目は経営学の一分科としての商業経営学の研究対象である、生産者より消費者に至る商品の移転を、 経営的あるいは個別経済的に研究する意思活動の視点である。 二つ目は社会経済学あるいは国民経済学の一分科としての商業経済学の研究対象である、 経済的あるいは国民経済的に研究する流通現象の視点である。
    前者の商業経営学商品流通の研究は、 商品を具体的に転移させて取引流通過程における各段階の流通活動、商品取引活動を支配する諸原理を発見し、商業の経営政策樹立の基礎を明らかにすることである。
    後者の商業経済的商品流通の研究は、 全体として、 商品の移転現象、 流通を研究対象とし、 生産と消費を統一整合させることを機能としている。 商業の経済政策の基礎、 規範科学あるいは政策を確立することにおかれる。
    ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。