設題「安全に関する学習指導に占める『体育』の重要性について述べよ。」
合格レポート、A判定です。
シラバスによると「評価は、安全能力とは、その育成の仕方は、を中心に行う。」とあります。こちらのレポートはそれに対応するように、テキストと「学習指導要領の解説と展開 体育編」を参考にして作成しましたので、こちらを参考にしてレポート作成をされることをお勧めします。
『安全に関する学習指導上に占める「体育」の重要性について述べよ。』
安全に関する学習指導上に占める「体育」の重要性について述べるにあたり、まず体育における安全教育について述べたい。体育での安全教育とはテキスト(『体育科・健康教育法』)を参考にすると「安全に関する知識・理解を深め、安全な行動をとり得るような能力や態度を身につけ、これの習慣化をはかることを目的として、内面的に間接的に働きかける」こととされている。そして、「安全に身を処するための身体の支配能力、安全に関する知識・理解、安全に対するモラルの向上、情緒の安定などを目指して積極的に指導」することが学習指導を展開していく中で必要とされている。上記のことが体育における安全教育であればどのようにしてその指導を児童に対して展開していくのか、またそれによってどのような能力を身につけさせるのかを考察して、本題について述べたい。
テキストによると、①身体の支配能力②安全に関する知識・理解の程度③道徳性の定着度これらの3つが安全能力の要素であるとされている。これら3つの能力を「知・徳・体」とし、この3つが三位一体となることではじめて行動の安全...