聖徳大学通信 教育課程論第二課題第一設題

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    聖徳大学教育課程論

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    第二課題 第一設題
      第四章の演習例題の一番の「江戸時代の寺子屋の授業内容について述べよ。」について述べることとする。
     寺子屋の授業は、まずは、いろはの書き方、読みもふくめて初歩段階、次に漢字で表記される数字、第三に名頭(使用頻度の高い人名)、第四に地名国名それに産物名、第五に証文や道徳的格言の類、第六に日用生活にかかわる記録文書、最後に諸往来物その他に分類される。とりわけ往来物は寺子屋の教科書と副読本であり、日本教育史の最近の研究では数千種類におよぶとされている。往来物とは小学校の書写のお手本や教科書に相当するものと考えてさしつかえない。「庭訓往来」、「百姓往来」など往復書簡の模範文例集...

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