聖徳大学通信 障害児心理学第二課題第二設題

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    第二課題 第二設題
     障害児には一般の人よりも行動特性がよく見られる。その環境要因であるが、先天性股関節脱臼、外傷、ペルテスなど非中枢神経系疾患の運動障害児は、運動障害以外の感覚、言語などの障害を併せもつことは少ない。知的発達は健常児と異なることはなく、環境認知、自己の現状に対する分析が、年齢に応じて正確に行われる。それだけ、環境から受ける刺激を鋭くとらえているのである。したがって、これらの運動障害児の精神的状況で問題となるのは、二次的に生じるかもしれない適応行動、情緒行動の変化を考えることが大切である。
     幼児期の対人接触のあり方が子どもの人間形成に大きな影響を及ぼすのである。子どもが最も早...

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