資料紹介

2011年度対応。

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『教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめなさい。』
教育課程の概念は一般的に、「学校において編成する教育課程とは、学校教育の目的や目標を達成するために、教育内容を生徒の心身の発達に応じ、授業時間との関連において総合的に組織した学校の教育計画である」（文部科学省『中学校学習指導要領解説：総則編』）と解されている。つまり、各学校の教育の中核となる教育計画であり、日本における学校教育の基本的事項を既定している学習指導要領を基準とし、教科・科目など指導領域を設け、教材を選択・配列し、授業時間数を配当することによって編成される。法律の定めるところに従い、子ども一人ひとりの人間として調和のとれた育成をめざし、地域や学校の実態、子どもの心身の発達段階や特性等を十分に考慮した教育を推進していく際の基軸となるものである。
前述したように、学習指導要領は学校教育課程を編成する上での基準とされているが、これには各教科における授業時間数や各学年における学習内容等が細かく規定されており、これを逸脱した形では教育課程を編成できないようになっている。これは法令ではないものの、法的拘束...

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