レポート【米文学史②】(2010年4月10日提出分)

閲覧数843
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『ロスト・ジェネレーションの作家について具体的に作品をとりあげて述べよ。』
     「ロスト・ジェネレーション」という言葉を作ったのは、ガートルード・スタインである。彼は、ヘミングウェイの死後に出版された『移動祝祭日』の第三章に「失われた世代」についての文章がある。彼は、自分たち若い者ばかりが失われた世代ではなく、すべての世代の人たちが何かによって失われたし、これからもそうであろうと考えた。ヘミングウェイは、ガートルード・スタインの言葉を『日はまた昇る』の扉に書いたことからはじまっている。ガートルード・スタインは、ヘミングウェイの恩人ともいえる人物である。ヘミングウェイは、ロスト・ジェネレーションを代表するように言われているが、ロストジェネレーションの定義とは、戦争に参加し、その体験を身に背負い、アメリカに帰ったのちにふたたびヨーロッパに渡った人物のことを指す。代表的な作家は、フィッツジェラルド、ドス・パトス、フォークナー、ヘミングウェイのことを指す。
     まずは、ドス・パトスについて、彼の代表作『U.S.A』であるが、これには12人の主要人物が登場する。彼らは、それぞれの関係を持ちながら結局...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。