A-1,2(水とトルエンの蒸気圧を測定する。実験によりΔHv, ΔSvを算出する)

閲覧数4,983
ダウンロード数24
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1[目的]
    水とトルエンの蒸気圧の温度変化から蒸発のエンタルピー変化とエントロピー変化を求め
    る。
    2[原理]1-1)
    相平衡の圧力-温度依存性
    一つの相をα、他の相をβとする。二つの相が平衡であるので、Gα = Gβ 系の状態が無限小
    だけ変化し、かつ平衡が保たれているためには、次の式が成り立つはずである。
    dGα = dGβ

    式(2.1)

    個々の相の純粋な物質のモル自由エネルギーの圧力および温度依存性はつぎの式で表され
    る。
    dG = (

    ∂G
    ∂G
    )T dP + ( )P dT
    ∂P
    ∂T

    式(2.2)

    さらに、それぞれの相に対してモル体積とモルエントロピーに関連する次の式が成り立つ。
    dG = Vdp − SdT

    式(2.3)

    この式を式(2.1)のモル自由エネルギーの変化の式に代入すると次式が得られる。
    Vα dP − Sα dT = Vβ dP − Sβ dT
    dP Sβ − Sα ΔS
    =
    =
    dT Vβ − Vα ΔV

    式(2.4)
    式(2.5)

    ただし、Δは相転移に伴う変化量である。
    液-気および固-気平衡の条件
    式(2.5)に相転移におけるエント...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。