「乳幼児期における認知機能の発達について述べ1

閲覧数1,683
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「乳幼児期における認知機能の発達について述べよ。」
     心理学ではよく「認知」という言葉がもちいられている。心理学でいう認知とは、人間の情報処理過程のすべてを指している。例をだせば「今日は外に出たら寒かった」という状況の時に人は感覚を通じて寒さを感じ、「もう一枚着よう」「厚手の洋服に着替えよう」などと判断をする。このような場合、人は知覚する、理解する、判断するといった一連の情報処理を行っている。このように「周囲の情報を自分の中に取り入れ、意味づけをし、適応する」という過程が認知であり、これに関わる知覚や思考、記憶といったものは認知に含まれるのである。スイスの心理学者ジャン・ピアジェは認知能力の発達を4つの段階に分け認知機能がどのように発達していくかを総合的に示している。
     感覚運動期(0歳から1歳半・2歳まで)
    この頃は知的活動が始まる時期である。まだ言葉を使うことができないため、おもに感覚によってまわりの刺激や情報に対応している。者を手でつかむ、口に入れたりするなどの行動派手の感覚や舌の感覚によって物を認識しているのである。更に感覚運動期の段階は細かく分類される。
     第1段階:反射的...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。