教育相談研究2

閲覧数1,080
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    参考までに

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    いじめの相談活動の在り方について論述せよ
     いじめの相談活動のありかたんついて述べるにあたり、肇に現在のいじめの特徴やその背景を押さえ、他の相談とは異なるいじめの難しさをふまえ、具体的な相談活動の在り方について述べていく。また、いじめの教育的背景には、学級経営の在り方が重要なのはいうまでもない。そこで、いじめの生じない学級を作るためには何が大切なのかを考えたい。
     現代におけるいじめの特徴には、集団化、長期化、陰湿化といったものが見られる。また、いじめられる子どもも、特別な子どもだけでなく、ごく普通の子どもも少なくない。時にはいじめる子どもと、いじめられる子どもが逆転することもあり、どの子でも加害者にも被害者にもなりえるのが今日的ないじめの大きな特徴である。この背景には、第一に経済的豊かさからくる自己中心的志向がある。第二に過度の平等意識、中流意識の浸透がある。第三に子どものストレス増加、第四にギャング集団の消滅により対人関係の取り方を学んでいないということである。
     いじめの対応には特有の難しさがある。それは、発見の難しさ、事実を明らかにすることの難しさ、そして、加害者や被害者のみ指...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。