少年少女の犯罪について

閲覧数1,810
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    テーマ選択の理由
     小学校教師を目指している私にとって、佐世保の小学校6年殺害事件や、中学生が小学生を殺害したなどの事件は人事とは思えない。授業で取り扱った佐世保の事件を含め、近年凶悪な少年犯罪が増えてきたように思う。少年たちはどうして事件を起こしたのか、事件を防ぐには何をすればよいのかを自分なりに考えてみたいと思い、このテーマを選択した。
    調べた点・深めた点
     近年、少年による凶悪な犯罪が増加しているといわれている。しかし、法務省の「犯罪白書」などのデータを調べたところ、そのような事実は認められなかった。では何故そのような考えが広がっているのだろうか。私はメディアの過剰報道や、青年の犯罪率の低下に伴い、少年の犯罪率が見かけ上増加したことなどが理由ではないかと考える。しかし、凶悪な犯罪が少年によって引き起こされていることも事実である。それらの少年犯罪について自分なりに考察した。
    単独で重大事件を起こした少年達は、
    ?幼少期から問題行動を頻発していたタイプ
     幼少期からお菓子の盗み食いや万引きなどの問題行動を起こし、行動をエスカレートさせていく。これらの行動に大人が無関心で少年は感情を押さえ込んでしまい、その感情が爆発したとき事件を起こす。
    ?表面上は問題を感じさせることのなかったタイプ
     一見して問題がなさそうに見えるが、対人関係が希薄で社会的に不適応。空想の世界で万能間を膨らませていく。現実の世界に直面せざるを得なくなったとき、万能の自己像を否定される危機感から、事件を引き起こす。
    ?思春期になって大きな挫折を体験したタイプ
     周囲が少年を過大評価し、少年の悪い点や弱い点を見ようとせず、少年は自分中心の人間関係を創る。思春期になり挫折に直面し、それまで抱いていた万能間と現実のギャップに自尊心が深く傷つき半ば自棄的になる。精神的に不安定になり、衝動的に事件を起こす。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    少年・少女犯罪について
    テーマ選択の理由
     小学校教師を目指している私にとって、佐世保の小学校6年殺害事件や、中学生が小学生を殺害したなどの事件は人事とは思えない。授業で取り扱った佐世保の事件を含め、近年凶悪な少年犯罪が増えてきたように思う。少年たちはどうして事件を起こしたのか、事件を防ぐには何をすればよいのかを自分なりに考えてみたいと思い、このテーマを選択した。
    調べた点・深めた点
      近年、少年による凶悪な犯罪が増加しているといわれている。しかし、法務省の「犯罪白書」などのデータを調べたところ、そのような事実は認められなかった。では何故そのような考えが広がっているのだろうか。私はメディアの...

    コメント1件

    popo08112008 購入
    参考のなりました。
    2007/05/25 18:39 (17年5ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。