物権と債権の違いについて

閲覧数1,513
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    法律学概論の合格レポートです。参考にどうぞ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    物権と債権の違いについて。
    法律上、財産権を統一的に定義した規定は
    ないが、物やサービス(これらをまとめて財
    貨ということがある)がもたらす経済的利益
    を内容とする権利である、と定義する。
    こうした定義は、人格権・身分権や国家・社
    会の秩序に関する利益と財産権を区別するの
    に有用である。
    まず、財産法の基本原理として、次の3つが
    あげられている。
    第一に、所有権絶対の原則である。すなわち
    物を支配する権利である所有権は最も完全な
    権利と考えられているが、所有権者は、自由
    に、その物を使用し、そこから収益をあげ、
    それを処分することができるのであって、他
    人はもちろん国家であってもその自由を侵害
    することはできないということを意味する。
    第二に、契約の自由である。すなわち契約当
    事者は、契約をするかしないか、どのような
    内容の契約をするかについて、自由に決める
    ことができることを意味する。契約自由の原
    則はこのような私的自治の原則の契約の面に
    おける一つの表れである。
    第三に、過失責任主義の原則である。すなわ
    ち、人は自由に行動することができ故意・過
    失によって他人に損害を与えた場合に損...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。