周波数変調方式

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資料紹介

1 目的
 本実験では,周波数変調方式について,その代表的な変調方式として電圧制御発振器による方式,代表的な復調方式としてレシオ検波方式を取り上げ,それらの動作を調べる.また,自動周波数制御機構(AFC)について,その効果を調べる.
2 実験器具
 本実験で用いた装置を次に示す.
FM変調実験装置(右),MARUWA SOKKI,RM-103
オシロスコープ,Panasonic,VP-5562B,790917E125
3 実験方法
 自動周波数制御(AFC)をオフ(OFF),変調入力選択(MOD SELECT)を0ボルト(GND)にし,発振中心周波数調整(ZERO)をまわして,弁別器出力(DET OUT)がゼロになるように調整した.このときの発振周波数を発振中心周波数とした.また,復調前の減衰器は,0dBとしておいた.
(1) 変調入力選択を+5V,および−5Vにして,レベル調整(GAIN)によって変調電圧を0.5Vきざみで変じ,変調電圧に対する発振周波数(FREQ)と弁別器出力をプロットした.
(2) 変調入力選択を400Hz,1000Hzとし,レベル調整によって変調入力レベルを0.5Vきざみで変じ,変調入力レベルに対する弁別器出力をプロットした.
(3) 自動周波数制御をオン(ON)にし,その帰還利得(GAIN)を1,5,10,30,100の点にセットした.変調入力選択を+5V,および−5Vにして,レベル調整によって変調電圧を0.5Vきざみで変じ,変調電圧に対する発振周波数の変化をプロットし,(1)の結果と比較することにより,自動周波数制御機構のループ利得を推定した.
(4) 自動周波数制御はオンのまま,変調入力選択を400Hz,1000Hzとし,(2)と同様にして,変復調が正しく行われていることを確かめた.

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

目的
 本実験では,周波数変調方式について,その代表的な変調方式として電圧制御発振器による方式,代表的な復調方式としてレシオ検波方式を取り上げ,それらの動作を調べる.また,自動周波数制御機構(AFC)について,その効果を調べる.
実験器具
 本実験で用いた装置を次に示す.
FM変調実験装置(右),MARUWA SOKKI,RM-103
オシロスコープ,Panasonic,VP-5562B,790917E125
実験方法
 自動周波数制御(AFC)をオフ(OFF),変調入力選択(MOD SELECT)を0ボルト(GND)にし,発振中心周波数調整(ZERO)をまわして,弁別器出力(DET OUT)がゼロになるように調整した.このときの発振周波数を発振中心周波数とした.また,復調前の減衰器は,0dBとしておいた.
(1) 変調入力選択を+5V,および-5Vにして,レベル調整(GAIN)によって変調電圧を0.5Vきざみで変じ,変調電圧に対する発振周波数(FREQ)と弁別器出力をプロットした.
(2) 変調入力選択を400Hz,1000Hzとし,レベル調整によって変調入力レベルを0.5Vきざみで...

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