ランベルト・ベールの法則、モル吸光係数、等吸収点、ヘンダーソン・ハッセルバルクの式、実験、レポート
メチルオレンジの濃度測定
今回の実験でははっきりとした等吸収点は得られなかった。ランベルト・ベールの法則で
は吸光度は濃度とセル長とモル吸光係数に比例するが、等吸収点では、セル長とモル吸光係
数は等しいので原因は濃度にあると考えられる。溶液の調製はすべて手作業によって行って
いるため、各溶液の間でメチルオレンジの濃度にばらつきがあり、等吸収点がはっきりとし
ないという結果になったのではないだろうか。極めて厳密な溶液調製が必要だろう。
予習
1.ヘンダーソン・ハッセルバルクの式
[HA]
pKa = pH + log [A-]
ある酸が水溶液中でプロトンを失うかどうかは、その酸の pKa と溶液...