ニュートンからみる古代と近代の自然観の相違

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            ニュートンから見る近代と古代の自然観の相違
                           
    今回は近代科学に大きな功績を残したアイザック・ニュートン(Isaac Newton)に注目し、近代科学的自然観と古代ギリシャ的自然観の相違点について論ずる。
    1、ニュートンの功績
     まず、ニュートンの残した功績についてまとめる。1666年、万有引力を発見する。 月が地球に落ちてこない理由を考えていたニュートンは、ガリレイの慣性の法則に従うならば、月は地球の周りを回らずに飛び去っていくはずだと考えた。 地球の周りを回ることこそ月が地球に向かって落ちている証明であると考え、ここで引力というものを思いつく。 この引力の大きさを月の円形軌道の半径とその公転周期から算出し、月が地球のすぐそばにあると仮定した場合の1/3600となることをつきとめた。 3600 = 60^2であることから「宇宙のすべての物体は、その質量の積に比例し、物体間の距離の2乗に反比例する力を及ぼしあう」ことを直感的に悟った。 これこそまさに、万有引力の法則である。同年、太陽光は7色から成り、この7色を混ぜると白色にな...

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