児童心理学 【2単位目】

閲覧数2,119
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    児童心理学 【2単位目】

    1.幼児期における生活習慣の形成について説明し、その発達的意義について述べなさい。

    2.思考推進機能・行動調整機能の分化について説明しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    児童心理学
    【2単位目】
    (1) 生活習慣とは、毎日の生活の中で規則的に繰り返される行動型のことである。そして、基本的生活習慣には、食事・睡眠・排泄・着脱衣・清潔が挙げられる。その他、安全のように、現代において新たに加えて考えるべき習慣もある。これらの発達基準は、食事・睡眠が3歳半、排泄・着衣脱・清潔が4歳ということになっている。生活習慣の形成には、幾つかの条件が整わなければならない。
    1つ目は、習慣形成の時期である。幼児の運動能力の発達に合わせてしつけをするのが適切であり、子どもが興味を示し、自発的にやろうとした時が1つの目安となるのである。
     2つ目は、行動形成である。これは、一定の習慣行動の中に含まれる1つ1つの部分的行動を習得させ、順序づけていくことである。行動形成の過程では、繰り返し手を取って教え、モデルを示し、うまく行った時は努力を認め、失敗した時には励ましてやることが重要である。
     3つ目は、過剰学習である。一定の行動ができるようになってから、さらに練習をすることである。過剰学習によって、その行動が自発的・自動的・無意識的にできるようになるのである。
     4つ目は、承認・サ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。