足浴
皮膚の機能
保護作用:体の内部を保護する
触角作用:触角・温覚・冷覚・痛覚など
体温調節作用:発刊などによる身体の熱放散を防ぐ
呼吸作用:皮膚呼吸(肺呼吸の1%程度)
分泌作用:皮脂腺からの皮脂、汗腺からの汗によって表面の柔軟性を維持
吸収作用:皮脂などの脂肪分を除くと、角質層の酸性度が低くなり、表皮は吸収 しやすくなる
目的
足部の清潔を保つ
血液循環をよくする
入浴したような爽快感が得られる
リラクゼーション効果がある
入眠を促す
効果
抹消の循環を良くする
清拭に比べ清潔にする効果が大きい
入浴できない患者にとっては、湯の温かさを直接体で感じることができるために、気持ちよさ、精神的安らぎが得られる
薬液を用いることによって、皮膚の疾患や創傷の消毒・治療の効果が期待できる
部分浴は患者や家族に容易に受け入れられるために、スキンシップを通してのコミュニケーションの場となる
血栓溶血関連因子を増加させるため、血栓予防効果があるとも考えられている
適応
足に汚れがある患者・入浴ができない患者・リハビリテーション前の患者・寝...