臨床栄養学実験b
第6回 尿検査・血清Ca/Cr定量
2009/11/13
*目的*
24時間蓄積尿を用いて、尿量pH、蛋白、ブドウ糖、カルシウム、クレアチニン、クレアチニン係数を測定する。同日に食事調査を行い、食事内容と尿検査データの関連を見る。また、血清を用いて血清カルシウム、血清クレアチニンの定量を行う。
*方法*
①尿量測定(1日量)
ユリンメートを用いて24時間尿を採取、蓄積する。メスシリンダーを用いて尿量を測定する。
②pH、潜血、蛋白、ブドウ糖、アスコルビン酸(簡易テスト)
プレテスト紙を用いて、それぞれ反応があるかどうか簡易テストを行う。
③尿中クレアチニン
1.100mlのメスフラスコ2本に尿を1.0ml(マイクロピペット)とり、20ml(ホールピペット)のピクリン酸飽和水溶液(1%)を加え、1.5mlの10%NaOHを加えて混ぜ、正確に10分間放置後、蒸留水を加え100mlとする。
2.混合して30分間放置後、分光光度計で530nmの吸光度を測定する。盲験には尿を加えないで全く同様に処理したものを用いる。別に標準としてクレアチニン標準液1ml(=1...
24時間蓄積尿を用いて、尿量pH、蛋白、ブドウ糖、カルシウム、クレアチニン、クレアチニン係数を測定する。同日に食事調査を行い、食事内容と尿検査データの関連を見る。また、血清を用いて血清カルシウム、血清クレアチニンの定量を行う。