不動産の証券化

閲覧数2,270
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ファイナンス:理論と実践
    「不動産を題材にしたアセット・ファイナンス・ビジネス」
    不動産の証券化とは
     
    本来不動産はすぐには現金化できないものであるが、それを裏づけとした証券を発行することにより資金調達を行うことができる。
     オリジネーターは保有する不動産をSPCに移転する必要があり、この移転(売買)によりオリジネーターは売却手取金等を得ることとなる。その不動産の価格評価の例としては、以下の3つがあげられる。
    (1)基準地価等からの積算価格・再調達原価
        国土交通省や国税庁が公示する日本独特の基準地価というものから価格評価をする。再調達原価とは同じものを建てるのにいくらかかるかというものである。
    (2)取引事例の比較
     過去に同じような条件で行われた取引での価格を基準にして評価する。メリットとしては分かりやすさがあるが、デメリットとしては常に同じような条件の事例が周りにあるとは限らないことがあげられる。
    (3)収益還元法
     将来のキャッシュフローを現在価値で割り引いた値段で評価する。赤字の事業の場合マイナスの評価しかできなくなるというのが最大の欠点である。
     しかしながら、これ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。