752 初等図画工作科教育法 1単位目

閲覧数1,522
ダウンロード数24
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    752 初等図画工作科教育法 1単位目 ①

    『テキスト内の「表現領域と鑑賞領域」について、1000字程度に大意要約せよ。』
     図画工作科の学習内容は、表現領域と鑑賞領域の2領域から構成される。

    この二つの領域は併置される位置を占めながら、戦後流行した創造主義美術教育を中心として描く・つくるなどの作業教育に執着した為に、その裏面である感性的な認識教育としての「見る教育」、すなわち鑑賞教育を意識的は疎外されてきた。

    表現と表裏一体にある鑑賞、その意味では幅の広い「見る教育」としての鑑賞教育の意義と、その指導の在り方を真剣に考え、積極的に「見る教育」を表現領域と絡めて推し進めることが、今日の図画工作科に要請されている課題である。
    美術教育は完成、表現の世界だけといった概念でなく、一元化された総合的な教育の場として捉えなくてはならない。表現領域対鑑賞領域と言った対立概念で、二つの領域を捉えないと言う事への理解と、さらに今一つ例えば表現そのものの中にも、知的操作や感性的な論理性が恒常的に働くと言った事の認識、指導意識を持つ必要がある。例えば、鑑賞の指導が本来の「感じ味わう」と言う機能を忘れ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。