目的
プラスミドpHSG‐GFPのGFP遺伝子をプラスミドpUC119にサブクローン化する。この組換えプラスミドを大腸菌に導入することで、遺伝子組み換え大腸菌を得る。
実験方法
教科書Ⅵ‐52頁からⅥ‐57頁の方法と配布プリントの「実習テキストの変更・補足」に従って行った。ただし、アガロース電気泳動はa.~g.までをTAが準備した。また、陰性クローンは生えなかったため、17・18のペアからもらったものを培養した。
<実験概要>
プラスミドpHSG‐GFP、pUC119をBamHⅠで切断する。
切断したプラスミドをライゲーションする。
pHSG‐GFP:pUC119は10:1の質量比で行った。⇒この比が最もGFPがpUC119に組み込まれやすい。
乾燥サンプルにTE溶液を入れ65℃で10分置くことで、プラスミドを切断箇所で完全にばらばらにした。
EDTAは細胞膜の安定化に必要なMg2+やCa2+といった二価の陽イオンをキレートする。
ライゲーションハイを入れた後16℃においてリガーゼの至適温度で保持した。
連結したプラスミドDNAをコンピテントセルに導入し形質転換を行う。
42℃に30秒...