微生物の形態および分類レポート
カビの同定
Ⅰ.培養特性ならびに形態的特性の観察
目的
カビは菌叢の色やコロニー裏面の色、コロニー周辺の形状、生育速度の違いが同定の基準として重要である。また、顕微鏡観察により確認できる菌糸や各種の胞子およびその着生器官などはカビの属や種に特有のものがあり、同定の基準となる。よって肉眼観察と顕微鏡観察によってカビの同定を行う。
2.実験方法
平板培養(巨大集落)・液体培養・斜面培養を行い、教科書のⅥ-18~20頁の内容と実験講義で説明されたことを参考にして、同定を行った。
また、私が培養したカビは18番で、肉眼観察は培養1~4日目と8日目、顕微鏡観察は4、6日目のカビを用いて行った。
3.結果
3-1.肉眼観察の結果
平板培養の結果
綿毛状 6mm
綿毛状 1cm(シャーレの蓋に着いた)
綿毛状 1cm
綿毛状 1cm
液体培養の結果
1日目 白い粒が浮いていた。
2日目以降 白くてふわふわしたものが浮いていた。(右図)
斜面培養の結果
1日目 6個くらいの直径1~2cmコロニーがあっ...