音声学的教授法を唱えた学者を列挙し、箇条書きにまとめると共に、パーマー、クラッシェン、リトルウッドの教授法を論述しなさい。
Ⅰ.音声学的教授法を提唱した学者 【ヴィルヘルム・フィーエトル】(Wilhelm Viëtor)
ドイツの英語学者・音声学者。
・口と耳から入る直接教授法を提唱 ・外国語は発音・連語・構文を模倣して習得すること ・外国語教師は音声学の素養を身に付けていること ・語彙は会話より習得すること
【ポール・パシー】(Paul Passy)
フランスの音声学者。
・ヴィルヘルム・フィーエトルの直接教授法に賛成 ・外国語の発音に重点をおいた音声学的教授法を推奨
【ヘンリー・スウィート】(Henry Sweet)
イギリスの音声学者、英語学者、比較言語学者。
・言語習得のためには言語習得の諸困難を克服し、各
言語にはそれぞれ特有の諸困難があると主張 ・言語が本来持っている内的諸困難には不合理性がある
【オットー・イェスペルセン】(Otto Jespersen)
デンマークの英語学者、言語学者。
・初学者には発音記号から教えるべきである ・文法規則をあまり早くから教えないこと ...