「テキスト35~53を読み、古田拡の 『機敏』とは何かについてあなたの考えを述べよ。」
「203~244貢を読み、言語指導のあり方を六つ以上述べよ。」
「テキスト35~53を読み、古田拡の
『機敏』とは何かについてあなたの考
えを述べよ。」
もう、6年にもなるが、教育実習がまさに終わろうとする時にとったアンケートの中に
「先生と私たちとの意見のキャッチボールがほとんどなかった。」「黒板に書く量が多すぎて授業を受けるのがしんどかった。」というものがあった。
確かに、当時私が行った授業は不慣れで、あまりに未熟であったと思われる。そうして今回出会った「機敏」は、指導における大切なポイントを明らかにしてくれたと考えている。
授業では発問がされる。発問は子どもの心に迫っていく方法である。発問にあたっては、十分に教材研究が行われていることはもちろんのこと、それが基本的に教材の論理に立っているのか、子どもの生活の論理に立っているのかどうかが問題となってくる。それはまさに、「教科書を使って教えるのか、教科書の内容をそのまま教えるのか。」という主体性を問われることでもある。
大抵、教師は予想した授業展開の中で予定どおりの展開からはずれるのを嫌い、流れにのるまで子どもに同じ発問を繰り返したり、強引に教師自身の流れにもっていこうとする傾向に...