指定管理者制度の現状

閲覧数1,457
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    指定管理者制度の現状
    1.はじめに
    1999年に実施されたPFI法を皮切りに、2003年度から始まった指定管理者制度や来年からモデル事業がスタートする市場化テストなど、日本における官業開放の取り組みはここ数年の間に急速に進んでいる。特に指定管理者制度と市場化テストは、新規で事業を行うPFI制度と違い、今まで官が行ってきた行政サービスを再評価するという点で非常に画期的な制度であるといえる。一方で前回のレポートで述べたようにPFIの導入に当たっては公務員の再就職問題やインセンティブの問題などがあり、現在官が行っているコアな業務にメスを入れる指定管理者制度や、市場化テストにおいても同様の問題が顕在化することが予想される。このような問題に対処するためには行政側の制度整備のみならず民間企業の多方面からの取り組みも重要であるといえる。
    本レポートでは一昨年から実施された指定管理者制度を例に民間事業者の取り組みについて調査、分析する。以前は英サーコ社を例に事例分析を行ったが、日本における民間事業者の取り組みを分析することで海外事例との相違点を明確化させると共に官業開放における新たなビジネスモデルを検...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。