[日大通信]英語学概説レポート(分冊2の②)

閲覧数1,939
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    [文書のタイトルを入力してください]
     言語学における言語研究の諸分野は以下のようなものが挙げられる。

     行動という観点から考えたとき、一つは心理言語学(psycholinguistics)が挙げられる。これは心理的なものと、言語的な知識がどのように組織されるのかという関心や、言語生成過程において、言語を獲得しそれを運用していくとはどのような行為であるのか、といったような特に人間の心理過程と結びつけて言語を研究する分野である。もう一つは、社会言語学(sociolinguistics)で、社会と言語の関係を探究する分野である。言語知識の入手は、コミュニケーション上の必要性や社会的状況によって発生するもので、社会的要因と言語の適応状況との相関において、言語の多様性を研究する。生成過程を研究する心理言語学と、適応状況を研究する社会言語学は、行動を言う共通の側面を持つ、系統立った研究分野であり、言い換えれば規則の妥当性範囲の中にある言語についての研究といえる。形式言語学(formal linguistic)では、形式主義の対象だけが言語学の領域であると述べているが、心理言語学や社会言語学が述...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。