結婚と共生

閲覧数1,741
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

     晩婚化、少子化、未婚化、離婚の増加。これらは結婚をめぐる近年の特徴である。本来結婚とはなんだったのであろうか。かつては婚姻関係が成立する主な要因というのは、<経済的絆>、そした<法的絆>であった。しかし最近では社会状況の変化に伴って、これらのもつ意味は徐々にうすれていく傾向にある。そしてこれらに代わって意味を持ってきたのは、<情緒的絆>や、<性的絆>である。しかしこの関係は非常にもろい場合が多く、普段の努力を欠かしてしまうとこの関係を継続させていくことは難しい。
     最近ではめっぽう恋愛の発展としての結婚が多い。しかし、もともと結婚と恋愛は別々のものであり、すばらしい恋愛=すばらしい結婚となるわけではないだろう。それは、恋愛は一時期のものであり、お互い自分のよい部分だけをみせて相手を惹こうとする。それに対して、共棲を伴う結婚は、どうしてもお互いのすべての部分がかくされることなく見えてしまう。結婚は、生活を共有することによって初めて成り立つものなのだ。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (チ) 結婚・共生~感性と能力を問う~
     晩婚化、少子化、未婚化、離婚の増加。これらは結婚をめぐる近年の特徴である。本来結婚とはなんだったのであろうか。かつては婚姻関係が成立する主な要因というのは、<経済的絆>、そした<法的絆>であった。しかし最近では社会状況の変化に伴って、これらのもつ意味は徐々にうすれていく傾向にある。そしてこれらに代わって意味を持ってきたのは、<情緒的絆>や、<性的絆>である。しかしこの関係は非常にもろい場合が多く、普段の努力を欠かしてしまうとこの関係を継続させていくことは難しい。
     最近ではめっぽう恋愛の発展としての結婚が多い。しかし、もともと結婚と恋愛は別々のものであ...

    コメント1件

    s0312092 購入
    ありがとうございました。
    2006/11/29 23:23 (18年前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。