印度哲学 1

閲覧数1,794
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    哲学思想仏教人間言葉アート生命原理宇宙

    代表キーワード

    哲学思想印度哲学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ウッダーラカ・アールニと
    ヤージュニヤ・ヴァルキヤのĀtman説について。
    Ⅰ Ātman(アートマン)とは
    アートマンとは、バラモン教の思想を中心に最も重要なものとされている。元来、「呼吸」を意味したと言われる。『リグ・ベーダ』以後の文献で、次第に哲学的意義を帯びるようになり、自我、自己、霊魂、さらにブラーフマナ文献を経て、生気(プラーナ)、意(マナス)、言葉(バーチュ)などの精神原理を超え、個体を統一する普遍的な最高実在を示す語としての位置を得た。
    一般的な概念としては、「個体を決定する人格の中心」「生命現象と機能の基礎をなす根底」を意味するので、場合によっては「生命の原理」とも考えられる。
    ウパニシャッドにおいては、宇宙の最高原理ブラフマンとの同一が説かれ、梵我一如思想が唱えられた。以後、アートマンは、インド哲学諸学派によって種々に考察され、ニヤーヤ学派、バイシェーシカ学派では、その実在性の論証に意を払い、ベーダーンタ学派では、ウパニシャッド思想を継承して梵我一如思想を強調した。仏教で、無我説を主張する。
    Ⅱ ウッダーラカ・アールニ
    ウッダーラカ・アールニはウパニシャッドにおいて...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。