看護研究

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認知機能・意識状態に障害を持つ患者への日常生活援助

~残存機能とセルフケア能力の把握と活用の方法~
実習病棟:岐阜県総合医療センター 10階東病棟

実習期間:平成21年9月7日~9月25日

第一看護学科3年生 山本亜梨紗
 中島は「身体能力が高くても、認知機能が低下していると動作は自分ではできなくなり、さらに安全性への配慮などの介助量が増してくる。」と述べており、認知機能が低下している患者が安全に日常生活を送るためには他者による援助が必要です。

 私が今回受け持った患者は意識状態や認知機能に障害がありました。それによって患者自身で様々な日常生活活動を行うことに障害がおきていました。私は患者のこのような状況に対して、それらの障害の程度と日常生活活動との関連を捉えつつ、今この患者が持っている残存機能やセルフケア能力を生かしそれらを維持・向上していけるように考えながら日常生活活動の援助を行いました。中でも特に、食事と清潔保持に対する援助を中心的に行いました。そこで、これらの援助が患者のその時の状態に対してどのように影響していたか振り返り、残存機能やセルフケア能力をさらに活用できる方法...

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