終末医療論1

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    資料紹介

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    『ターミナル・ケアにおけるスピリチュアリティの問題について具体例を挙げ解説せよ。』
     近年、WHO(世界保健機関)の「健康」の定義に、「スピリチュアルに良好な状態」が付け加えられた。
    ここでの「スピリチュアル」は、宗教的な意味ではない。
     では、スピリチュアル・ケア、スピリチュアル・ペインとは何か。まず日本での解釈をいくつか挙げてみる。
     WHO委員であった藤井美和は、「スピリチュアリテ
    ィは病気の有無にかかわらず、命の意味、生きる意味、苦しみの意味、罪悪感、死後の世界への問いである。」と説明している。
     福祉施設における高齢者のスピリチュアルケアを臨床研究している青木信雄は、スピリチュアルケアを「たましいのケア」と訳し、ターミナルケアだけでなく、すべての人に関係すると述べている。
     経済学者の伊田広行は、スピリチュアリティを「たましい」と呼ぶことを提唱している。
     哲学者の村田久行は、スピリチュアルペインとは、「自己の存在と意味の消滅から生じる苦痛であり、生の無意味、無目的、無価値、虚無、孤独などがある。」としている。
     神学者である窪寺俊之は、「心の深層に対して援助するのがスピリチ...

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    2009/12/03 23:07 (14年11ヶ月前)

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