横須賀基地と地域住民

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    横須賀基地と地域住民
    今3千数百万人が生活している首都圏・東京湾にある横須賀に米海軍の原子力空母の母港化がされようとしています。現在、横須賀基地を事実上の母港にしている空母キティホークは08年に退役の予定であり、米軍の核空母体制から見て海外母港が継続して、後継艦が配備されるとすれば原子力空母になる可能性が高いのです。
    原子力空母の母港化を巡る状況としては、横須賀には73年10月5日、米海軍の通常型空母ミッドウェイが、世界で唯一の海外母港として強行入港しました。2~3年の期限で一部制限水域の解除が条件だったのですが、その後91年9月11日にインディペンデンス、98年8月11日に現在のキティホークに交代し、05年ですでに32年間、事実上の母港として居座っています。乗組員や家族は横須賀周辺に居住しています。その結果、横須賀の町づくりの阻害、艦載機の騒音、墜落事故、乗組員の事件、事故、などの被害が続いています。
    原子力空母の配備は、日本が遠い将来にわたって、世界に例のない“米軍基地国家”というような事態に置かれ続けることを意味します。それは、原子力空母の母港化によって基地の強化、基地被害の拡大...

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