英文学史
『Edmund Spenserについて述べよ。』
エドマンド・スペンサー
・エリザベス1世の時代に活躍した詩人。
・処女作『牧人の暦』はそれぞれ12の月に割り当てられた12の牧歌から成っている。
・古語と俗語をふんだんに取り入れて、様々な主題を詩形で唄った。
→恋愛、宗教、芸術、女王の賛歌など。
・スペンサー連といわれる特徴的な韻文法をいくつかの作品で用いた。
・弱強5歩格の8行に、弱強6歩格の1行を加えた合計9行から成る。
・ababbcbccと押韻するのが特徴。
・彼の最も有名な作品『妖精の女王』でも、スペンサー連が使用されている。
『妖精の女王』
・スペンサーの死により未完のままで終わっている。
・この作品の意図は、「徳と騎士道の教えを身につけた紳士貴人を描き出すこと」である。
・アリストテレスに従い、12の騎士を配し、一連の寓意物語を作ろうとした。
・しかし、この作品は道徳を説いたというよりは、愛と美の世界を表現しているといえる。
・絵画的かつ、音楽的に美を描写している。
『John Drydenについて述べよ。』
ジョン・ドライデン...