判例百選民法Ⅱ(詐称代理人と債権の準占有者、預金担保貸付と民法478条の類推適用)

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    判例百選 民法Ⅱ
    詐称代理人と債権の準占有者 (最高裁S37.8.21)
    預金担保貸付けと民法478条の類推適用 (最高裁S59.2.23)
    詐称代理人と債権の準占有者 (最高裁S37.8.21)
    【位置づけ】準占有者とは
    【事案】 ☆特調の支払システム
    ①納品の受理書とその控えに割印してから受理書をXに渡し、控えを特調に保管
    ②支払の時期が来るとその旨を特調が公告
    ③それに応じてXが受理書と代金領収書を提出
    ④係官が控えの割印や届済みのXの印影などと照合し、日本銀行宛の小切手を照合
    ・XはY(国によって代表される特別調達局)に工具を売ったので、その代金を受領しに、社員のCを赴かせたところ、1時間前に無権限のBによって受領されていた。
    ・Bは受領書と代金領収書を提出したが、不思議なことに届済みの印影と控えの割印に合致
    ・犯人は特調に保管されていた控えをすりかえていた。
    ・特調内では係官の印鑑は業務中は机上に、退庁後は机の引き出しに。
          受理書や控えは机の引き出しや鍵のかけない戸棚に。
          割印された控えは鍵のない机の引き出しにしまったままが少なくなかった。
    【1審】X...

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