金属顕微鏡による固体表面組織の観察

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    資料紹介

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    1、気象データ
     天候  くもり
     気温  25℃
     湿度  60%
     気圧  1012hPa
    2、目的
     固体の表面を研磨、エッチング(腐食)処理して顕微鏡で観察すると、その結晶組織の状態や、その固体がいかなる環境下におかれ、どのような処理を施されてきたのかという履歴をかなり詳しく知ることができる。更には、結晶組織の状態やその履歴を知ることにより、その材料がどのような物性を有しているかという知見も得られる。
    本実験では、このような表面を観察するための手段を実体験すると共に観察結果をどのように解釈するかを考える。また、このような観察に必要な装置である金属顕微鏡の取り扱い方も学ぶ。
    3、試料および使用器具・薬品
    [1] 試料
     (1) 処理を各自で行ってから観察する試料
    No.1:焼き入れした鉄
    No.2:焼き入れ後、焼き戻しを行った鉄
    No.3:結晶粒の小さな銅
    No.4:結晶粒の大きな銅
    No.5:黄銅
     (2) すでに処理がしてあり、観察のみを行う試料
    Si単結晶(異なった結晶面の試料2種)
    [2] 使用器具・薬品
    金属顕微鏡、回転研磨器(アルミナ研磨用、水研磨用)、アルミナ水溶液...

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