(1)目的
テトラアンミン銅(Ⅱ)錯イオンを用いて、比色分析法の原理を理解し、未知試料中の銅イオンの濃度を求める。
(2)実験に使用したもの及び方法
(2‐1)使用器具
分光光度計( ‐1000)、 5 メスピペット、 1.0 メスピペット、 250 メスフラスコ、
25 メスフラスコ 7個、 50 メスフラスコ、 2 駒込ピペット、 測定用ガラスセル 2個、
ピペッター、 ポリロート
(2‐2)使用薬品
濃アンモニア水、 無色透明で刺激臭があり、分子は四面体構造で非共有電子対を一つ持つ。
硫酸銅五水和物( )、 水溶液は酸性を示し、水和物には風解性がある。
(2‐3)実験方法
(a)分光光度計の使用方法
電源をONにし、ランプが安定するまで約5分間ほど待つ。
MODEキーを押してABSランプを点灯させる。
セルホルダーに試料溶液と参照溶液をセットする。
WAVE LENGTHキーを押し波長を指定後、ENTERキーを押す。
レバーを動かして光路に参照溶液を置き、100%T‐0ABSキーを押し、0-100補正を行う。
光路に試料溶液を置...