教育相談

閲覧数1,115
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1.カウンセリングのはじめにしばしば沈黙が起こることがある。特に親や先生に無理やり連れてこられた場合である。このような場合カウンセラーにそっぽを向いている場合が多い。自発性を前提とするカウンセリングでは、このような来談者は不向きなのだが、カウンセラーは来談者がどのような状態に置かれているかを理解していれば、自然に相手にも通じるものがあるといえる。

    タグ

    聖徳教育相談

    代表キーワード

    教育相談聖徳大学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    第 1 課 題 第 1 設 問
    1.カウンセリングのはじめにしばしば沈黙が起こるこ
    とがある。特に親や先生に無理やり連れてこられた場合
    である。このような場合カウンセラーにそっぽを向いて
    いる場合が多い。自発性を前提とするカウンセリングで
    は、このような来談者は不向きなのだが、カウンセラー
    は来談者がどのような状態に置かれているかを理解して
    いれば、自然に相手にも通じるものがあるといえる。
    沈黙が起こったときにはなぜそのような沈黙が起こった
    のかをよく考える必要があるのだ。
    沈黙のなかには、治療的に効果のある沈黙もある。まず
    ①面接の進行調節のための沈黙。日本人は沈黙と空白の
    「間」を特に重視するようなところがある。つまり相談
    面接の過程を音楽に例えたとき、沈黙は一種の休止符の
    ようなものといえる。このような「間」の意味の沈黙で
    2
    ある。②沈黙による焦点付け。沈黙の効果の最大なもの
    は、ある瞬間に注意を集中させることだ。すなわちある
    人が言った言葉がこだまとして返ってくるのを聞くよう
    に、来談者が言ったことを黙って受け止めてあげること
    に...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。