裁判員制度の問題点

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    裁判員制度
    07A2168032E 稲吉 亮
    国民の司法参加を謳った裁判員制度は日本の裁判制度がスタートして以来、最大の改革です。この制度は導入前からさまざまな問題が指摘されていましたが、2009年5月21日から裁判員制度が導入され、すでに何件かの裁判員裁判が行われました。日本国民として、日本の裁判制度が正常に機能しているかどうか見守っていく必要があります。
    裁判員法附則9条で、「政府は3年経過した後に再検討し、必要な措置を講ずる」と定めていますので、ここでは裁判員制度の問題を挙げ、どのように修正すればいいか検討する。
    裁判員制度の問題点と修正案
    1、裁判の適正と迅速
     裁判員制度の大きなメリットとして政府が挙げているのが裁判の迅速化である。従来の日本の裁判はとても長く、一つの事件に関する裁判が10年を超えることもある。裁判員制度が導入されればそうはいかない。長期間裁判を続けるのはあまりに国民に負担がかかりすぎるからだ。
    そこで裁判を速やかに行うため「公判前整理手続き」という制度が取り入れられています。公判前に裁判官、検察官、弁護士の3者で相当時間をかけて争点や、証拠を絞り込む制度です...

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