現代日本社会の中の様々な要因が、多くの子どもにまつわる問題を出現させている。本レポートではその中でも「不登校」をテーマとして取り上げ、教育相談において「不登校」に関する相談内容に対してどのようなアプローチが有効であるかを考察していく。
不登校とは児童が何らかの理由で学校へ行きたくないと考えているために起こるものである。そのため児童に対してのアプローチは、児童が抱えている学校に行きたくないと考えるにいたる原因を取り除いていくという形になる。このときに注意が必要なのは、児童が学校に行きたくない理由がアプローチをしようとする人に、またその人との信頼関係に依存している場合、その人によるアプローチは...