作業療法評価学

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考察
1.WISC-?
疑問点1
・「類似」で、2点の答えを子どもは思いつくのか。
 はじめは、タイヤとボールなど似ているところがわかりやすいものだが、最終的には、塩と水の似ているところで「化合物」など5歳児が2点の答えを思いつくのは難しいのではないかと考えられた。ここでの採点においては、各回答の抽象化の程度が重要な要因となる、とマニュアルには記載されている。
疑問点2
・「符号」で、図形からはみ出していた場合はどうなるのか。
 記入されたものが、見本の符号と同じであることが判定できたなら、少しずれていても得点を与える(例えば、符号Aで丸の中の横の2本の棒が、丸からはみだすとか、平行でないとか、長さが違うなど)。
 また誤りに気づいて、これを訂正するために、誤った図形のまわりの余白や上に書き込んだものも正答と見なす。
とマニュアルには記載されている。
疑問点3
・テストの一つずつがどのような検査意味をもつか。
 WISC-?の13の検査は、10の基本検査(知識・類似・算数・単語・理解・絵画完成・符号・絵画配列・積木模様・組合せ)と3つの補助検査(数唱・記号探し・迷路)に分けられる。基本検査は、原則、言語性IQ、動作性IQ、全検査IQを求めるために使用される下位検査で、本来、3種類のIQを求めるために使用されないが、検査者が子どもの能力についてより多くの情報を得る必要がある場合に用いられる下位検査である。この13の検査は言語性検査と動作性検査に二分され、言語性は知識・類似・算数・単語・理解・数唱の6つの検査から、動作性は絵画完成・符号・絵画配列・積木模様・組合せ・記号探し・迷路の7つの検査からなっている。またWISC-?では、言語性IQ、動作性IQ、全検査IQという3種類のIQだけでなく、言語理解、知覚統合、注意記憶、処理速度という4種類の群指数を得ることが出来る。

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考察
 
1.WISC-Ⅲ
疑問点1
・「類似」で、2点の答えを子どもは思いつくのか。
  
はじめは、タイヤとボールなど似ているところがわかりやすいものだが、最終的には、塩と水の似ているところで「化合物」など5歳児が2点の答えを思いつくのは難しいのではないかと考えられた。ここでの採点においては、各回答の抽象化の程度が重要な要因となる、とマニュアルには記載されている。
疑問点2
・「符号」で、図形からはみ出していた場合はどうなるのか。
  
記入されたものが、見本の符号と同じであることが判定できたなら、少しずれていても得点を与える(例えば、符号Aで丸の中の横の2本の棒が、丸からはみだすとか、平行でないとか、長さが違うなど)。
  また誤りに気づいて、これを訂正するために、誤った図形のまわりの余白や上に書き込んだものも正答と見なす。
とマニュアルには記載されている。
疑問点3
・テストの一つずつがどのような検査意味をもつか。
  
WISC-Ⅲの13の検査は、10の基本検査(知識・類似・算数・単語・理解・絵画完             成・符号・絵画配列・積木模様・組合せ)と3つの補助検...

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