公的年金制度の現状と課題について論じなさい.

閲覧数4,938
ダウンロード数46
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    年金企業保険高齢化問題政策課題障害労働制度公的

    代表キーワード

    保険

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    公的年金制度の現状と課題について論じなさい。
    現在、国民の最大関心事項として、公的年金の問題がある。定年後の生活を支える最たる社会保障ではあるが、給付水準の低下による将来への不安、また相次ぐ不祥事の発覚など、問題が山積している。そこで、公的年金の現状と課題について述べる。
     わが国の公的年金制度は、2層構造をなしている。第1は、20歳以上のすべての者を対象とする基礎年金である。この基礎年金の保険料と年金額は、第2号および第3号被保険者も含めて理想的には定額といえる。第2に、民間労働者を中心に組織される厚生年金や公務員等を対象とする共済年金が存在する。保険料および年金額ともに報酬に比例するシステムを採用している。これらの厚生年金や共済年金は基礎年金に加えて支給される。
     さらに、厚生年金に対する上乗せ給付を支給する厚生年金基金や確定給付企業年金が存在する。これらは企業年金ともいわれる。このほか企業型年金と個人方年金からなる確定拠出年金や、自営業者等を対象に基礎年金に対する上乗せ給付を支給する国民年金基金が存在する。これらは加入を強制される基礎年金や厚生年金などの法定給付に対して、上乗せ給...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。