アルツハイマー病

閲覧数1,106
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    アルツハイマー病は
    1996
    年に
    A. Alzheimer
    によって初めて報告された初老期痴呆疾患
    のひとつである.アルツハイマー病罹患者の脳には典型的に老人斑や神経原線維変化が観
    察される.老人斑は脳内に沈着するアミロイド
    β
    蛋白(

    ),神経原繊維変化はタウ蛋
    白質の異常なリン酸化によって起こる.近年の研究によりアルツハイマー病の原因遺伝子
    が3つ同定された.まず
    1991
    年に第
    21
    番染色体上のアミロイド前駆体蛋白(
    APP
    )の変異
    が発見され,その後第
    14
    番染色体上のプレセニリン(
    PS1
    ),第1番染色体上のプレセニ
    リン
    PS2
    )が同定された.
     認知症の病態

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    アルツハイマー病は 1996 年に A. Alzheimer によって初めて報告された初老期痴呆疾患
    のひとつである.アルツハイマー病罹患者の脳には典型的に老人斑や神経原線維変化が観
    察される.老人斑は脳内に沈着するアミロイド β 蛋白(Aβ),神経原繊維変化はタウ蛋
    白質の異常なリン酸化によって起こる.近年の研究によりアルツハイマー病の原因遺伝子
    が3つ同定された.まず 1991 年に第 21 番染色体上のアミロイド前駆体蛋白(APP)の変異
    が発見され,その後第 14 番染色体上のプレセニリン(PS1),第1番染色体上のプレセニ
    リン2(PS2)が同定された.
    認知症の病態は主に2種類に大...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。