イギリス文学史2 分冊2

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イギリス文学史表現

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JOHN KEATSのTO AUTUMNについて述べる。ジョン・キーツはイギリスの代表的な詩人である。そしてこの作品の詩型は「オード」という詩の形式が用いられており、ヨーロッパではギリシャ以来、好んで用いられてきた。その特徴は呼びかけである。
Season of mists and mellow fruitfulness,
Close bosom- friend of the maturing sun
というように、霧と果物の熟れる季節よ。熟成する太陽の心の友よ。という語りかける形式ではじまっている。これは対人を擬人化することである。擬人化とは人間以外のものを人物として人間の誠実、特徴を与える比喩の方法である。
この作品は3連からなり、各連、11行である。第1連の冒頭では、果実が実っていく有様を見事に描いている。果実の熟れるのは重みとして表現されている。
第2連では擬人化された秋を視覚的にとらえている。
Who hath not seen thee oft amid thy store?
Sometimes whoever seeks abroad may find
Thee sit...

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