ジベンジリデンアセトンの合成

閲覧数14,600
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員8,800円 | 非会員10,560円

    資料紹介

    ジベンジリデンアセトンの合成
    Ⅰ、目的
    ベンズアルデヒドとアセトンを低温にした塩基にゆっくり滴下し、混合した後、室温で反応をさせることで、副生成物の反応をおさえてジベンジリンデンアセトンを合成する。生成物の紫外線スペクトルを測定し、帰属することでジベンジリデンアセトンが最終生成物として得られたことを確認する。
    Ⅱ、方法
    ベンズアルデヒドを 6.3g 、アセトンを 1.8 g 秤取り、 50ml 容の三角フラスコに入れて混和した。200 ml 容の三角フラスコに水 60 ml 、エタノール 50ml 、水酸化ナトリウムを 6.0 g 取り、氷水で 10 ℃ まで冷却した。この冷却した溶液に、ベンズアルデヒドとアセトンを混和させた溶液の約半量を撹拌しながらピペットで少量ずつ加えた。17 分間静置すると

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ジベンジリデンアセトンの合成
    Ⅰ、目的
    ベンズアルデヒドとアセトンを低温にした塩基にゆっくり滴下し、混合した後、室温で反応をさせることで、副生成物の反応をおさえてジベンジリンデンアセトンを合成する。生成物の紫外線スペクトルを測定し、帰属することでジベンジリデンアセトンが最終生成物として得られたことを確認する。
    Ⅱ、方法
    ベンズアルデヒドを 6.3g 、アセトンを 1.8 g 秤取り、 50ml 容の三角フラスコに入れて混和した。200 ml 容の三角フラスコに水 60 ml 、エタノール 50ml 、水酸化ナトリウムを 6.0 g 取り、氷水で 10 ℃ まで冷却した。この冷却した溶液に、ベンズアルデヒドとアセトンを混和させた溶液の約半量を撹拌しながらピペットで少量ずつ加えた。17 分間静置すると淡黄色の結晶が析出した。その後、残りのベンズアルデヒドとアセトンの混液を加えた。容器は、エタノールで洗って、反応液に注ぎ、その後の反応液を室温で 31 分間撹拌した。析出した生成物をヌッチェでろ過し、水で 5 回洗浄し、ろ紙上に広げて水分を除いた。この水分を除いた後の生成物の質量が 10.02...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。