コバルト錯体の合成と評価

閲覧数15,786
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員8,800円 | 非会員10,560円

    資料紹介

    1 . 緒言
    塩化コバルト ( Ⅱ ) 水和物と塩化アンモニウム、濃アンモニアから活性炭を用いてヘキサアンミンコバルト ( Ⅲ ) 塩化物を合成し、その水溶液と、これをそのまま加熱したもの、水酸化ナトリウムを加えて加熱したものを用意する。そして、その見た目、吸収帯よりコバルト ( Ⅲ ) イオンの反応や電子遷移の様子などについて調べた。
    2 . 操作方法
    塩化コバルト ( Ⅱ ) 水和物を 9.0 g 、塩化アンモニウムを 6.0 g 測り、 100 cm³ 容                         のコニカルビーカーに移して、 15.0 cm³ の水を加えてガラス棒で混ぜて溶解させた。大体溶けたところで、活性炭を 0.6 g 加え、さらに濃アンモニア水 9.0 cm³ を加えた

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 . 緒言
    塩化コバルト(Ⅱ)水和物と塩化アンモニウム、濃アンモニアから活性炭を用いてヘキサアンミンコバルト(Ⅲ)塩化物を合成し、その水溶液と、これをそのまま加熱したもの、水酸化ナトリウムを加えて加熱したものを用意する。そして、その見た目、吸収帯よりコバルト(Ⅲ)イオンの反応や電子遷移の様子などについて調べた。
    2 . 操作方法
    塩化コバルト ( Ⅱ ) 水和物を 9.0 g 、塩化アンモニウムを 6.0 g 測り、 100 cm³ 容                         のコニカルビーカーに移して、 15.0 cm³ の水を加えてガラス棒で混ぜて溶解させた。大体溶けたところで、活性炭を 0.6 g 加え、さらに濃アンモニア水 9.0 cm³ を加えた。コニカルビーカーの上にメガネ皿を置いて溶液が飛び散らないようにし、マグネティックスターラーを用いて 1 時間 15 分間撹拌した。生成した黄褐色の沈殿と、活性炭を吸引ろ過した。そして、水 40 cm³ に塩酸 1.0 cm³ を加えた溶液をつくり、ろ紙の上の残留物をこの溶液に溶かした。この溶液を 70 ℃ にセットし...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。