民主党の政権政策
暮らしのための政治を。
ひとつひとつの生命を大切にする。他人の幸せを自分の幸せと感じられる社会。それが、私の目指す友愛社会です。
税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う。それが、民主党の政権交代です。
命を大事にすることも、ムダづかいをなくすことも、当たり前のことかもしれません。
しかし、その「当たり前」が、壊れてしまっているのです。
母子家庭で、修学旅行にも高校にも行けない子どもたちがいる。病気になっても、病院に行けないお年寄りがいる。
全国で毎日、自らの命を絶つ方が100 人以上もいる。
この現実を放置して、コンクリートの建物には巨額の税金を注ぎ込む。
一体、この国のどこに政治があるのでしょうか。
政治とは、政策や予算の優先順位を決めることです。私は、コンクリートではなく、人間を大事にする政治にしたい。
官僚任せではなく、国民の皆さんの目線で考えていきたい。
縦に結びつく利権社会ではなく、横につながり合う「き ず な 」の 社 会 を つくりたい。
すべての人が、互いに役に立ち、居場所を見出すことのできる社会をつくりたいのです。
民主党は、「国
民主党の政権政策
暮らしのための政治を。
ひとつひとつの生命を大切にする。他人の幸せを自分の幸せと感じられる社会。それが、私の目指す友愛社会です。
鳩山政権の政権構想
5原則
税金のムダづかいを徹底的になくし、国民生活の立て直しに使う。それが、民主党の政権交代です。
原則 1 官僚丸投げの政治から、
政権党が責任を持つ政治家主導の政治へ。
命を大事にすることも、ムダづかいをなくすことも、当たり前のことかもしれません。
原則 2 政府と与党を使い分ける二元体制から、
内閣の下の政策決定に一元化へ。
しかし、
その「当たり前」が、壊れてしまっているのです。
母子家庭で、修学旅行にも高校にも行けない子どもたちがいる。病気になっても、病院に行けないお年寄りがいる。
全国で毎日、自らの命を絶つ方が100人以上もいる。
この現実を放置して、コンクリートの建物には巨額の税金を注ぎ込む。
一体、この国のどこに政治があるのでしょうか。
政治とは、政策や予算の優先順位を決めることです。私は、コンクリートではなく、人 間を大事にする政治にしたい。
官僚任せではなく、国民の皆さんの目線で考えていきたい。
原則 3 各省の縦割りの省益から、
官邸主導の国益へ。
原則4 タテ型の利権社会から、
ヨコ型の絆
(きずな)
の社会へ。
原則5 中央集権から、地域主権へ。
5策
第 1策
縦に結びつく利権社会ではなく、横につながり合う
「きずな」
の社会をつくりたい。
すべての人が、互いに役に立ち、居場所を見出すことのできる社会をつくりたいのです。
民主党は、
「 国民の生活が第一。
」
と考えます。その新しい優先順位に基づいて、
すべての予算を組み替え、子育て・教育、年金・医療、地域主権、雇用・経済に、
税金を集中的に使います。
生活の安定が希望を生み、意欲的になった心が、
この国全体を押し上げていきます。
国民を苦しめている古い仕組みを終わらせ、
すべての人が生きがいと働きがいを持てる国を、
あなたと民主党でつくり上げようではありませんか。
いよいよ、政権交代。
民主党代表
政府に大臣、副大臣、政務官(以上、政務
三役)
、
大臣補佐官などの国会議員約100人を
配置し、
政務三役を中心に政治主導で政策を
立案、調整、決定する。
第2 策 各大臣は、
各省の長としての役割と同時に、
内閣の一員としての役割を重視する。
「閣僚
委員会」
の活用により、閣僚を先頭に政治家
自ら困難な課題を調整する。
事務次官会議は
廃止し、
意思決定は政治家が行う。
総理直属の「国家戦略
第3 策 官邸機能を強化し、
局」
を設置し、
官民の優秀な人材を結集して、
新時代の国家ビジョンを創り、政治主導で
予算の骨格を策定する。
第 4策
事務次官・局長などの幹部人事は、
政治主導
の下で業績の評価に基づく新たな幹部人事
制度を確立する。政府の幹部職員の行動
規範を定める。
第5策
天下り、渡りの斡旋を全面的に禁止する。
国民的な観点から、
行政全般を見直す
「行政
刷新会議」を設置し、全ての予算や制度の
精査を行い、無駄や不正を排除する。官・
民、
中央・地方の役割分担の見直し、整理を
行う。国家行政組織法を改正し、
省庁編成を
機動的に行える体制を構築する。
民主党政権が政策を実行する手順をご説明します。
政権政策の
実行手順
1
マニフェストで国民に
約束した重要政策を、
政治の意志で実行する。
マニフェストの工程表
マニフェストの実現により、家計で使えるお金を増やし、生活不安を解消します。
項目
子ども手当・出産支援
年額31.2万円の子ども手当、出産一時金
平成22年度
平成23年度
子ども手当の半額実施
0.5兆円
私立高校生にも相当額助成
2
年金記録問題への対応、新たな年金制度の創設
「税金のムダづかい」
を
再生産している
今の仕組みを改め、
新たな財源を生み出す。
医療・介護の再生
記録問題への集中対応期間
(0.2兆円)
医師不足解消など段階的実施 1.2兆円
農業の戸別所得補償
調査・モデル事業・
制度設計
1.6兆円
2.5兆円
ガソリン税などの暫定税率の廃止・減税
その他の政策は、
優先順位をつけて
順次実施する。
高速道路の無料化
1.3兆円
段階的実施
原則として、高速道路を無料化
雇用対策
4
政策の効果を検証し、
次の年度に反映させる。
雇用保険を非正規労働者に拡大適用、求職者支援等
0.3兆円
所要額概算
7.1兆円
上記以外の政策
(後期高齢者医療制度廃止、大学奨学金拡充、最低賃金引き上げ、
中小企業支援等)
(法案作成・関連法案成立)
1.0兆円
暫定税率の廃止
3
新たな制度の決定
制度設計
(年金制度に関する国民的合意)
医師不足の解消、新型インフルエンザ対策等、介護労働者の待遇改善
販売農家を対象に所得を補償
平成25年度
5.5兆円
2.7兆円
公立高校の実質無償化
年金制度の改革
平成24年度
0.8兆円
12.6兆円
13.2兆円
13.2兆円
3.6兆円
財源を確保しつつ、順次実施
16.8兆円
平成25年度の所要額:
1
ムダ
づかい
税金は、
官僚と一部政治家のものではありません。
国民の税金を、国民の手に取り戻します。
国の総予算207兆円を全面 組み替え。
税金のムダづかいと天下りを根絶します。
議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減します。
国民生活にとって必要なものは何か?
必要なものは増やし、
そうでないものは削る。
明快な基準で全てを組み替えた予算が、
あなたの暮らしを良くします。
ムダづかいを
なくすための政策
今の仕組みを改め、
新しい財源を生み出します。
1
区分
平成21年度
予算額
(単位:兆円)
説明
節約額
公共事業
7.9
○川辺川ダム、
八ツ場ダムは中止。
時代に合わない国の大型直轄事業は全面的に見直す。
○道路整備は費用対効果を厳密にチェックしたうえで、
必要な道路を造る。
1.3
人件費等
5.3
○地方分権推進に伴う地方移管、
各種手当・退職金等の水準や定員の見直し、
労使交渉を通じた
給与改定
(公務員制度改革後)
など様々な手法により、
人件費等を削減。
1.1
6.1
庁費等
4.5
●天 下りのあっせんを 全 面 的に 禁止します。
特別会計、独立行政法人、公益法人の仕事を
徹底的に見直します。
委託費
0.8
施設費
0.8
補助金
49.0
○天下りの在籍する独立行政法人、
特殊法人、
公益法人などへの支出
(1年に約12兆円)
や、
国の
契約
(年間契約8兆円の約半分が随意契約)
を見直して、
国の政策コスト、
調達コストを削減する。
○補助金改革で関連の事務費、
人件費を削減。
また国の過剰な基準を強制せず、
地域の実情に
合った基準を認めることで、
低コストで質の高い行政サービスを可能にする。
○独立行政法人、
特殊法人、
公益法人の仕事を徹底的に見直し、
天下りのためにある法人・仕事は廃止して、
その団体への補助金等を削減。
●官製談合と不透明な随意契約は一掃します。
借金返済等
79.6
○ほぼ全額が国債償還費。
年金・医療等保険給付
46.1
○年金、
医療、
雇用にかかわる保険の給付費用。
繰入・貸付金・出資金
9.9
─
─
─
その他
2.5
○議員定数削減による歳費カット。
○予算査定の厳格化。
0.6
●国家公務員の総人件費を2割削減します。
●国が地方に使い途を指定する「ひもつき補助
金」は廃止します。
●企業団体による献金、パーティー券購入を
禁止します。
206.5
2
●衆議院の比例代表定数を80削減します。
小計額
説明
活用額
「埋蔵金」
の活用
○平成21年度補正予算で乱立した基金、
財政投融資特別会計・外国為替資金特別会計の運用益
などの一部を政策経費に充当する。
(両特別会計合計で5.0兆円=平成20年度見込み)
4.3
政府資産の計画的売却
○政府の保有する資産
(未利用国有地、
宿舎・官舎、
民営化した会社の株式)
などを計画的に売却。
0.7
小計額
5.0
○不透明な租税特別措置を全て見直して、効果の乏しいもの、役割を終えたものを廃止する。
○「控除」
から
「手当」
へ転換するため、
所得税の配偶者控除・扶養控除を廃止し、
「子ども手当」
を創設。
2.7
こんなにあるムダづかいの恐れ(平成21年度補正予算)
租税特別措置などを見直す。
・メディア芸術総合センター建設
(国営マンガ喫茶、117億円)
3
・官公庁の施設整備(2兆9000億円)
公平で透明な税制を創る
・雇用対策と称して天下り法人に渡した基金
(7000億円)
・効果の疑わしい農地集積事業(3000億円)
9.1
税金などをため込んだ「埋蔵金」や資産を国民のために活用する。
改革の対象
●国会議員の世襲は禁止します。
■
国の総予算207兆円を徹底的に効率化。ムダづかい、不要不急な事業を根絶する。
※特定扶養控除、老人扶養控除、障害者控除等は存続させる。年金税制について公的年金等控除拡大・老年者控除復活を実施するので、
配偶者控除を廃止しても、年金受給者の税負担は軽減される。
平成...