《履修動機》
先学期に履修させていただいたのをきっかけに、ハリウッド映画にはない中国映画独特の作品に魅せられ今期も継続して履修させていただきました。また今期は第六世代監督の作品を見るということで、まだ一般にはあまり世に出てない中国映画が見られるのを毎回楽しみにしていました。前半は就職活動であまり出席できなかったのですが、就職活動の合間に中国映画に触れることは、私にとってとてもよいリフレッシュになっていました。
ハリウッド映画は既に成熟した感があり、最新作といってもどれも昔の何らかの作品に似ているという印象を受けます。最近では『宇宙戦争』を見てきたのですが、トムクルーズとスティルバーグという最強の知名度を持つ二人の作品の割には物足りなさを感じる内容でした。
それに対し、中国映画にはこれから伸びていく世界を感じます。また監督によって作品の描き方が大きく変わるため、作品ひとつひとつが新鮮で、斬新さに満ちています。張藝謀監督や陳凱歌監督映画はすでに世界に認められた作品を多くだしていますが、私は今期見たような第六世代の監督たちがこれから世界にどう評価されていくかが楽しみです。
《作品論》
?「北京好日」
ニン・イン監督は幼少からバイオリンを習われ、イタリア留学の経験を持ち西欧の影響を強く受けていると言われているので、私は映画全体が欧米風なタッチに仕上げられているのかと思っていたが、京劇という題材に加えて北京に暮らす老人たちにスポットをあてたものだったのが以外だった。
始まりの舞台である前門は、今でも北京の古きよき町並みを残している場所だが、90年代の前門はまた違う町並みであったことが目にとれる。京劇場、というと私は観光客の多い大劇場をイメージしてしまうが、ここでは地元の人々に愛された昔からの庶民の京劇場が韓さんの仕事場として描かれている。
氷上研究会 最終レポート
《履修動機》
先学期に履修させていただいたのをきっかけに、ハリウッド映画にはない中国映画独特の作品に魅せられ今期も継続して履修させていただきました。また今期は第六世代監督の作品を見るということで、まだ一般にはあまり世に出てない中国映画が見られるのを毎回楽しみにしていました。前半は就職活動であまり出席できなかったのですが、就職活動の合間に中国映画に触れることは、私にとってとてもよいリフレッシュになっていました。
ハリウッド映画は既に成熟した感があり、最新作といってもどれも昔の何らかの作品に似ているという印象を受けます。最近では『宇宙戦争』を見てきたのですが、トムクルーズとスティルバーグという最強の知名度を持つ二人の作品の割には物足りなさを感じる内容でした。
それに対し、中国映画にはこれから伸びていく世界を感じます。また監督によって作品の描き方が大きく変わるため、作品ひとつひとつが新鮮で、斬新さに満ちています。張藝謀監督や陳凱歌監督映画はすでに世界に認められた作品を多くだしていますが、私は今期見たような第六世代の監督たちがこれから世界にどう評価されていくかが楽しみ...