保育者の専門性と資質について

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     保育者の専門性と資質について述べよ。
     毎日新聞の記事(07年10月29日)に「保育士資格:条件緩和を検討…子育て経験者対象に」という記事があった。内容は「政府の規制改革会議は29日、子育て経験者を対象に保育士資格の取得要件を緩和することを検討し、12月末にまとめる第2次答申に盛り込むことを決めた。全国的に不足している保育士を確保するとともに、子育て経験者に就労機会を提供するのが狙い。
     保育士資格には、短大などで養成課程を修了して取得する方法と、資格試験を受験する方法がある。高校・中学卒業者が試験を受けるには2~5年間、児童福祉施設での実務経験が必要だが、子育て経験者にはこの条件を免除する。」と書かれている。
     議論すべき点はたくさんあるが、もっとも注目すべき点は子育て経験者の実務経験の免除である。自分の子を育てることと他人の多数の子を育てることは色んな点で相違がある。国にとって保育とは子育てと同義程度と捉えているのだろうか。実際、「保育」という言葉は広義においては、保育所や幼稚園における乳幼児を対象とした『集団施設保育』という意味だけでなく、家庭における乳幼児を対象にした『家庭保...

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