近年の学校教育が抱える問題の原因と解決策 〜教育心理学の学習と発達の視点から〜

閲覧数4,406
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    近年の学校教育が抱える問題の原因と解決策
    〜教育心理学の学習と発達の視点から〜
     近年、学校において“ネットいじめ”が深刻化している。いじめというもの自体は昔からあったのはもちろんだが、全国の小中高校生を対象に文部科学省が調査した「2006年度 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」において、いじめの認知件数12万4,898件のうち、全体の約3.9%にあたる4,883件が「パソコンなどで、誹謗中傷や嫌なことをされた」とする、いわゆる"ネットいじめ"だった。
     ネットいじめを防止する対策として、ネット環境に安易に子供をおかない、フィルタリングソフトの導入が挙げられている。また最近は、学校への携帯電話の持ち込み禁止という対策をとろうとしている、先日1月20日の記者会見でも文科省の塩谷大臣が、「学校への携帯持ち込み禁止に関する指導についても、文部科学省としてもどういう方針を示すか検討していきたい」と発言するなど、対策に躍起になっている様子だ。
     ところで、ネットいじめというものはどうして行われるのだろうか。教育心理学の視点から考えた。
     第一に、生徒や児童全体が幼児化しているの...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。