2007年7月13日
日本人のボランティアに対する意識
1.日本人はボランティアについてどう考えているか
1.1.ボランティア考の3つの領域
成分1が「そう思う」、2が「どちらともいえない」、3が「そう思わない」である。この表をみるに、日本人はボランティア活動を「社会貢献の一環」としてとらえている人が圧倒的に多い。続いて自分自身の勉強などの自分に対する利益を求める領域が多く、政策への影響を求めているものは圧倒的に少ない。では、どのような属性を持った日本人がこのように考えているか、考察する。
1.2.社会貢献への意識
これについてみると、職業に就いている人々はそこまで積極的に社会貢献をできるとは思っていない。やはり、普段から仕事しているからボランティアをそこまで社会貢献と思わないのだと考えられる。
これについてみるに、女性の方が若干「そう思う」と答えたパーセンテージが高いことから、やはり女性は専業主婦が多く、ボランティアによって社会貢献ができると考えている人が多いことが分かる。
それだけではなく、基本的に職に就いていない人々はボランティアによる社会貢献効果を期待しているということが...